火災保険と火災共済の違い
- 櫻井建設

- 2024年7月27日
- 読了時間: 3分
更新日:9月28日
弊社では、今まであまり詳しくなかった火災保険について学び直しをしています。 火災保険はかなり活用できることが解りました!

そして先日、弊社で火災保険のセミナーを開催しました。 担当スタッフの話はとても聞きやすく、内容も良かったので、今後も開催していきます。 ご興味のある方はぜひ次回ご参加ください!

その中でお客様から質問が何個か出てきましたが、表題のことについて詳しく説明したいと思います。
損保保険の火災保険と火災共済は何が違って、どちらを選ぶべきなのか?
火災保険と火災共済は何が違って、どちらを選ぶべきなのか?と悩んでいる方もいらっしゃるようです。 何なら両方入っている方も多いと聞いております。(実は私も最初、火災保険に入っていて、お付き合いで共済にも入っていました。) このケースについても説明したいと思います。 まず2つの保険(1つは損保に2000万円、共済に1000万円入っていたとします)に入っていると万が一の時に合計金額の3,000万円が出ると思ってましたが、実はそうではありません! 2,000万円の価値分しか出ないので、実際は後で入った共済は全く無駄という事になります。 もし私のようにお付き合いで入った共済保険がある方は、解約も検討した方がよいと思います。
では本題に入ります。
損保会社の火災保険とは
まず損保会社の火災保険とは、民間保険会社と個人が1対1で契約をするものです。 火災保険と言ってますが、火災だけではなく ・自然災害はもちろん、 ・水濡れや破損、汚損 まで対応する保険になります(最低限で契約していると破損汚損や水濡れは未加入となっているケースがあります) メリットは、1対1の契約なので、自分に必要な補償を付けたり不要なものは外したりすることができます。 デメリットは、保険会社は営利目的なので共済と比較すると金額が高めになります。
火災共済とは
では火災保険と火災共済との違いはなんでしょうか。 共済保険とは、非営利団体に加盟し、その組合員が皆でお金を出し合って備えるものです。 団体で行っているので、自分に必要な補償を付けたりすることはできない点がデメリットとして挙げられます。 また火災、自然災害は補償されることが多いですが、破損・汚損は補償されないケースが殆どですので注意が必要です。 逆にメリットとしては、組合は非営利団体なので、掛け金がお安めになっています。
こう聞くと、共済の方が良いと思われる方もいると思いますが、弊社のセミナーを聞いてからぜひお選びいただければ幸いです。
火災保険は家災保険
火災保険は家災保険と言われるくらい家で起きる災害に対応できるものもあります。 少なくとも共済よりは火災保険を選んで頂いた方が良いと思います。 かつて私の知り合いは、「酔っ払ってトイレのガラスを割ってしまい、内緒で格安で直して!」と頼んできた事がありました。 今の私の知識があれば、火災保険で直すことができたかも?と思います。 そんな出来事や、もし今賃貸に住んでいる方が退去前に調査することで得をすることもあります。 建替えをお考えの方も解体前に家を調査する事で大きく得をする可能性が高いです。 もうすぐに予定のある方は、個別にもお教えしますので、お気軽にご連絡ください。
知ってると知らないでは全く違うセミナー内容ですので、ぜひ次回はご参加頂けたらと思います。 最後までお読み頂きましてありがとうございました。




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