熊本視察訪問に行ってきました

こんにちは!山形市成沢西の工務店、櫻井建設です。
今回、9月上旬に熊本県八代市にある工務店様へ視察訪問を行ってきました。
この訪問は震災前から、BtoB関係でお会いした八代の工務店さんへ研修に伺う予定でした。
直前に発生した地震により一時は訪問自粛も考えましたが、11月に合同展示場を開催予定の八代の工務店様より「ぜひ、来てほしい」と温かいお声がけをいただき、実現しました。
当日は「やま・はぴ」代表2名、弊社メンバー、そして日頃から現場を共に創る協力業者さんを含めた総勢10名で訪問させていただき、
実際に現地を見せていただいて困難な状況の中でも前を向く現地の姿と、地域に根差す工務店のあり方を深く学ぶ貴重な機会となりました。

1. 歴史的建造物、建物の状況
現地で視察した建物の中には、まちつくり酒屋(旧井芹家住宅)という国の登録有形文化財に指定されている歴史的建造物がありました。江戸時代末期から明治・大正期にかけて建築された非常に歴史ある建物です。
古い建築でありながら完全に倒壊を免れていた理由は、太い梁(はり)や柱によって強固に組まれた構造にあったと説明をうけました。
現代の耐震設計に通じる骨組みが、建物を崩壊から守る重要なものだと、改めて気づきました。
また、山形市内ではあまり見かけない瓦屋根の住宅が多く見られ、建築年数が経過している家屋では屋根瓦が剥がれ落ち、ブルーシートで保護されている光景も目立ちました。地域特有の屋根材や屋根の重量が地震時に与える影響についても、深く考えさせられました。

2. 石垣の崩壊
建物だけでなく、城郭や擁壁などの石垣も大きく崩落していました。
現地で崩れ落ちた石の一つひとつがそれぞれ形状や組み方が異なり、それらを元の状態へと復元するためには「時間」と「職人の技術」が必要であることを実感しました。震災からの復興には、多くの人の協力が必要不可欠だということを、改めて感じました。
まとめ:熊本の視察から学んだ「地盤」と「耐震構造」の重要性
今回の熊本視察訪問を通して、建物の耐震性能を高めることと同じくらい、それを支える「固く安定した地盤」が必要であるという話を聞いて、大きな教訓を得ることができました。
いくら建物自体の耐震等級が高くても、揺れの波を受け止める地盤が不安定であれば、大切な住まいを守り切ることはできません。「強固な構造」と「頑丈な地盤」が揃ってはじめて、真に災害に強い家が完成します。
今回の訪問で生まれたご縁をこれからも大切にし、現地で痛感した「足元(地盤)の大切さ」をこれからの安全・安心な住まいづくりにしっかりと活かしていくとともに、熊本の一日も早く穏やかな日常が戻ることを願っています。




コメント